ちょっとだけ番外編

ドレーク R-4C
機器概要:HF帯SSB受信機[球]
発売年:1973年定価:199,000円
周波数範囲:(1.8MHz)3.5MHz帯〜28MHz帯
モード:SSB/CW
いまでも十分実用になる名機ですね。USB/LSBの切り替えがなくパスバンドチューンでキャリアポイントを連続可
変してしまうというのは古典?それとも新鮮? シャックに1台置きたい受信機。
ハムセンター BS-1000
機器概要:50M帯10Wブースター
発売年:196?年定価:
周波数範囲:50MHz帯
モード:
これは珍品! ハムセンターと言えばSWR計の老舗ですが,こちらはS2001を1本使用した10Wブースターです。
当時のTR−1000やFDAM−3などの1W機用に作られたものでしょうか。プレート電圧が低いため,最大でも15W
くらいしか出ません。またキャリコンが内蔵されていないので,リアの端子からリレーを制御してやる必要があります。
ちなみに同じ型番のものが,これまたSWR計の老舗であるオスカーブロックからも発売されていたようです。
TRIO VB-2200
機器概要:144M帯10Wブースタ
発売年:197?年定価:
周波数範囲:144MHz帯
モード:FM
TR−2200,2200G専用10Wブースター。キャリコンが入っているので他機でも使用可能ですがリニアアンプでは
ないので要注意。なぜか底面から放熱用スタッドが突き出ていて座りが悪い・・・?
ミズホ通信 MK-610
機器概要:50M帯AMトランシーバ
発売年:1976年?定価:24,800円
周波数範囲:50MHz〜52MHz
モード:CW/AM
これはちょっと珍品の部類で,ミズホのAMトランシーバキット。ダイヤルの扇形窓の辺りがなんとなくコリンズっぽくて
好きです。一応,完全トランシーブで実用性はあるはずなのですが・・・実際に運用したことはないので・・・。
内外電機 nag-50XL
機器概要:50M帯50Wリニアアンプ
発売年月:1974年12月?定価:75,000円
周波数範囲:50MHz帯
モード:CW/SSB/AM/FM
内外電機製の50M帯リニア。S2001をプッシュプルで使用しプレート電圧を低めにしてきっちり法定出力上限の60
Wに合わせています。プッシュプルにしてあるのは,第二高調波によるTVIを考慮してのことだと思います。
同時期にデビューしたFT−620に寸法,デザインが合わせてあるとのこと。内部の造りも非常によく,メーカーの意気
込みが感じられる逸品です。これの2mバージョンでnag−144XLという829Bを使ったものもあり,さらに裏バージ
ョンとして4CX350Aを使ったものもあったようです。
余談:SSB用としてキャリコンのディレー回路が付いていますが,リアの7Pプラグを差し込まないと機能しません。
リーダー LAC-896
機器概要:アンテナカップラ+通過型電力計
発売年:1976年?定価:13,000円
周波数範囲:50MHz帯
モード:----
アマチュア無線が“商売”になっていた時代は,計測器メーカーでこんなモノまで作っていたんですね。これを使うと
おもしろいようにSWRが下がります(見かけ上ですが)。パワー計は5W/20W/100Wの3レンジで実用的。
リーダー LAC-897
機器概要:アンテナカップラ+通過型電力計
発売年:1976年?定価:13,000円
周波数範囲:144MHz帯
モード:----
LAC−896と同型の2mバージョン。パネルを見ても型番以外の差異はありません。珍品には違いないですが,今
でも時々見かけるところを見ると,けっこうな数が出回っていたのかも知れません。


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